前回、関西ペガサス製のインターフェイスの修理をアップしましたが
その2の続きになります。

三重のお客様でインターフェイスの修理は出来ているのにうまくつなぐことが出来ない。
うーん、ストレスが溜まっていきます。
なにが悪いんだろうか・・・・・・・・・・・

実際の環境を再現するしか解決の道は無いと
お客様から冷蔵庫本体をお借りすることにしました。
IMG_3552

当社にある冷蔵庫をコンビニボックスと想定、関西ぺガスの冷蔵庫を接続
今回のシステムは、コンビニボックスと冷蔵庫をミックスして取り込む仕様です。

さてさて、資料は無いし・・・どんな仕組みをしているのか?

細かいことは公表できませんが、メーカーの違う冷蔵庫インターフェース2台を混合しています。
一般的な接続を行うものも、冷蔵庫エラーとなります。

なんで!!

何度となく、テストを行い考えられることを実施します。
でも・・・・なんで!!!

単体のインターフェイスとしては問題がありません。合成する機械も問題が無いようです。

ならば発想の転嫁を、意外なところに隠し技があるようです。普通なら思い浮かばないでしょう。
判っているなら、ここまで修理が長引かないでしょう。

さて、まさかと思う個所を変更し動作テストすると、微笑 おー、まさかの結末
今まで駄々っ子のようにエラーを出していた、フロントコンピューターの画面が普通に出るではないですか(笑
アルメックス様 どんな仕様を隠しているんでっすか、テストを続け、いけると確信

いざ、三重のホテル様へ・・・・・・

つなげると、うまく動作してくれると思いや、エラーが返ってくる。
もーいい加減、頭がパニック状態!ここで会社へ連絡し、プロから指示を受け客室の端末を切り離して行きます。
エラーが出ない状態になり、ここからは根気の作業です。一個一個慎重に繋げます。
3か所の不具合を見つけ、会社に持ち帰ることとします。

9365aeae-s
これが持ち帰った基板です。
これについても、回路を一から解析し動きを検証し修理をしていきます。
色々な所がチェックされています。


冷蔵庫本体の基板が修理できたので三重へ向かいます。


9365aeae-s

3室順番に繋いでいきました。
順調です。
IMG_3661-1

波形の確認をしつつ、取付を完了いたしました。